「文系ですがプログラマになれますか?」「プログラマになるには理系じゃないとダメですか?」という質問をされることがあります。現場には数多くの文系プログラマが活躍しているにも関わらず、いまだに世間では「プログラミングは理系の職業」というイメージが強いのかもしれません。
理系文系はさておき、そもそもプログラミングとは何かを説明します。プログラミングとは、コンピュータへの指示書を書く作業です。プログラミング言語とは、コンピュータが理解できる言葉です。コンピュータは、必ず指示書通りの動作をします。指示書に1文字でも誤記があれば、思ったとおりの動作をしてくれません。プログラミング言語で書かれたコードを読むのはコンピュータだけではありません。そのプログラムを改造する人、保守をする人、修正する人など、多くの人間がコードを読みます。
プログラムは、ある一定のルールに沿って書くものですが、その書き方は十人十色、千差万別です。ルールと書き方のイメージは、日本語で普通に文章を書くこととまったく同じです。ひらがな、カタカナ、漢字、主語、述語、単語の意味など、日本語としてのルールを使って何らかの表現をするのが文章です。同じ結論を導く文章であっても、書き手によって文章は変わりますよね。プログラミングにもこれと同じことが当てはまります。わかりにくい文章、まわりくどい文章、端的な文章、丁寧な文章など、文章には色々な表情があります。プログラミングも同様で、わかりにくいコード、まわりくどいコード、端的なコードなどがあるわけです。
美しいコード、汚いコードなどと言われるのは、人間から見た感想です。もちろん、汚いよりは美しいコードであるに越したことはありませんが、効率重視で美しさを犠牲にすることもあります。キレイで読みやすいことが全てではなく、効率とわかりやすさのバランスが大切なのです。
さて、上記の中に、この作業は理系じゃないと無理だなと思えるような要素はありましたか?実際にプログラミングを覚える上で、数字や数学への親しみや理系的知識が役に立つシーンは多々ありますが、理系じゃないと理解できないような部類のものでは無いと思います。現実に文系出身プログラマが多数活躍しているという事実が、理系である必要性はないということを証明しています。このサイトでは、プログラミングに理系文系はあまり関係が無いという考え方のもと、敢えて文系プログラマに向けてプログラミング入門情報を紹介したいと思います。
プログラマという職業や文系・理系に関わらず、とにかく仕事をする上では「信用できる人」として見てもらえることが必要です。信用してもらえなければ仕事を任せてもらえなくなるため、収入の面でも大きく影響してきます。実はたった二つのポイントを押さえることだけで、「この人なら任せても大丈夫だ」と思われる人になれます。しかし、本当に信用できる人として周りから認識されている人は、それ以上に大きな特徴を持っています。それは、本当に「人として」ちゃんとしているということです。 続きを見る
プログラマ(PG)からシステムエンジニア(SE)へのキャリアアップは、文系大学出身者でもできます。他のSEとの差をつけるには、自分がなりたいSEとは何かを考え、それに合わせて必要な+αのスキルを身に付けることが大切です。このスキルを身に付けることで、より専門的なSEになることができます。スキルによっては身に付けるために苦労を強いられるものもありますが、それを乗り越えることで、専門的なSEとしての自分の需要を高めることができるのです。 続きを見る
Webサービスを作成・運営する時には、JavaScriptというスクリプト言語が必要です。これは、本でも勉強することができますが、文系の人やプログラミング初心者であれば、ネット上の無料コンテンツを利用して学ぶ方法をお勧めします。動画を見ながらスクールに通っているかのような状態で勉強することもできますし、実際に課題に沿ってコードを入力しながら勉強できるところが特徴的です。無料なので費用と時間をかけずに知識を増やすことができます。 続きを見る